ここでは、僕の研究手法に関して説明します。
僕は、主に社会心理学実験や質問紙調査、数理モデルといった量的な手法を使って理論的な研究をしています。
因果関係(原因と結果の関係)を実証的に明らかにするために理論検証型の実験を行っています。
多くの場合、実験室で実験を行っています。
複数のコンピュータを使用した実験や、紙面で様々なことを測定する実験、参加者に集団で作業を行ってもらう実験、視線や脳波・ホルモン指数などの生理指標を取る実験などです。
その他には、質問紙形式で実験を行う質問紙実験、実社会の現場で実験を行うフィールド実験なども行っています。
この写真は、大東文化大学で実際に行われた実験の様子です。
アンケートのような量的な調査を行っています。
理論を検証することが目的である質問紙実験を行うことも多いです。
近年はインターネットを介して調査することが多いため、多種多様なデータを取りやすいことも特徴です。
そのため、様々な社会集団における結果を比較したり、国内外での調査も行って国際比較したりしています。
コンピュータシミュレーションや数理解析などを使用し、数理モデルを構築・解析しています。
数理モデルの解析によって、実証的な研究では検証不可能な命題の検証や、因果関係(原因と結果の関係)を数理的に検証したりしています。
また、数理モデルを使用した理論的な研究と実験や調査を使用した実証的な研究の橋渡しを考えたりしています。